何もない

ページビューの合計

このブログを検索

written by hiro. Powered by Blogger.

2014年2月14日金曜日

初代Creative ZENのRockbox Portが公開されていた!


さて、CreativeZENといえばCreative社がかつて発売していた役立たずで使いづらい万能メディアプレーヤーなわけですが、操作性が悪かったり、なんかハングアップしたり機能が中途半端だったりMTP死ねと言いたくなるほど使いにくかったり対応フォーマットが少なかったりFLACも再生できなかったり色々と使いにくいメディアプレーヤーです。

以下の作業を実行するにあたってブートローダーの書き換えを行いますがこれがどれだけ危険なことなのか理解してから読んでください。
もちろんメーカー保証(はとっくに切れているでしょうが)は使えませんよ。

ZENには元からファームウェアを改造してフォントやデフォルトの壁紙を変えるようなことができたりする(もっともそのツールを探すのがちょっと大変だが。)
これらの改造は純正ファームを元に画像を書き換えたりフォントを書き換えたりしているだけなので、結局は純正ファームと変わらない。

でOSSのRockboxというファームウェア(というかOS)がある。

こいつは様々なメーカー、製品のプレーヤー上で動作するファームウェアとして知られている(と思う)。
もちろん非公式なので対応しているプレーヤーは少ないし、インストールできても動作が不安定、などあったりもする。
このCreativeZEN向けRockboxもまだベータ版というかアルファ版のような感じなのだが、大いに期待が持てそうだ。

とりあえずインストール方法をメモ書きしておこう。

ZENの廉価版であるZEN MXは非対応です。
ZENとZEN MXは中身が全く異なるもので、互換性がありません。
Rockboxは純正ファームと異なるFSを使っている上に今のところSDカードにRockbox本体を配置できないため、現状デュアルブート不可能、但しリカバリーモードは消えずそのまま残るため、純正ファームアップデーターを使い復旧可能(のはず)

まずはCreativeZENPortよりブートローダー、ZEN用Rockbox本体、sendfirm.exeおよびMTP_DLL.dllをダウンロードする。本来であればビルド環境から構築しなければならないが、ありがたいことにビルド済みのファイルを配布してくれている。
ありがたく使わせてもらおう。

これらのファイルを適当な場所に配置し、まずZENのOF(OfficialFirmware)を消去する。
消去するには、電源を切った状態で再生/一時停止ボタンを押しながら電源を入れる。
リカバリーモードに入るので、Reload Firmwareを選択し、OFを消去する。
フォントを変更したのでデフォルトのものではない

消去したらWindowsPCにZENを繋いでsendfirm.exeでブートローダーを転送するだけである。
転送するときDOS窓の%表示がおかしいが気にしない。ちょっと時間が経つとZENの画面表示が変わる。

DOS窓はこのようになる



そのまま放っておけばZENが勝手に再起動し、以下の様な画面になる。
Rockbox用のカスタムブートローダー
この状態でPCに繋ぐと、フォーマットしろと言われるのでFAT(FAT32ではない)でフォーマットする
そして先ほどDLしたRockbox本体のZIPを解凍しルートディレクトリに入れる。
そして再起動するだけでRockboxが起動してくれる。
やったぜ。
あとはFATフォーマットのディスクドライブとして認識されるので好きなようにファイルをブチこむだけである。簡単。
私のZENはケチって4GBのものなので、SDカードを用意した。
Rockboxは、SDカードを内蔵メモリとほとんど同じものとして扱ってくれるので、内蔵メモリ容量が少ないのであればSDカードを使うことをお勧めする。

ZEN版Rockboxを使用するのにあたって注意すること
  • たまにブートローダーの起動が失敗してそのままハングアップすることがあり、この場合、リセットボタンを押さないと復帰しない(→フォーラムにて改善版Bootloaderが公開されている。RockboxのみのBootloaderなので恐らく書き込み失敗するとリカバリーモードが起動しなくなるかも。)
  • デフォルトでは日本語フォントが入っておらず日本語が表示されないので、Font - cipherで適切なフォントを持ってきて入れれば問題なし。
  • 3/9buildからCPUクロックの動的調節機能が有効になっており周波数が切り替わるたびに画面がややちらつく、が動画を見るわけではないのでそれほど問題はない。(やや動作が不安定になりカーネルパニックを起こしやすくなったように感じる。)

操作方法は、使っていればだいたいわかるが、ちょっと分かりづらいのが、メニュー画面の出し方。
再生キーを長押しするようなのだが、ZENではその割り当てが方向キー中央の決定ボタンになっている。

FMラジオのブックマーク登録したい時も決定ボタンを長押しするとメニューが出てくるので、プリセット登録を選択するとキーボードが出てくる。
戻るキー = Deleteキー
再生キー = カーソルの位置の文字入力
決定キー長押し = 名前決定(プリセット登録)
のようになっている。

音楽再生画面で長押しするとプレイリスト編集や、イコライザ、再生設定などが出てくる。

ジャンプキー/ショートカットキーは今のところ使用不可だがデバック画面でボタンの認識はしているようなので設定を変えたら使えそう?

おもちゃとして入れてみるのは非常に面白いし機能もグンと増えるしMTPのクソみたいな管理をしなくても良いしSDカードも使えるし再生可能フォーマットも激増するので安定版が出てくれればとても役に立ってくれると思う。今後に期待である。

可逆圧縮FLACも普通に再生できるようになるし、文句ナシ。


意味は無いと思うが、ハイレゾ音源の再生テスト
多分ZENの仕様的に出力段階でダウンサンプリングされているだろうが、再生できるのかどうか試してみた。
私は128kbpsと320kbpsのMP3が判別できるくらいの耳しか持ってないので音質は語れません、というかこういった類の曖昧な事は語りたくもありません。
ソースファイルはおなじみ2Lの一番上のモーツァルトのやつです。

Class4 16GBのSDHCカードに音源を入れてテストした。

352.8kHz/24bitのwavファイルは、なんと音飛びもせず再生ができている、がホワイトノイズがわりと酷い。
不思議なのが、192kHz/24bit のFLACファイルでは10秒おきくらいに一時停止してしまうこと。
伸張時に使われるバッファが足りないのか、CPUが伸張処理に追いつかないのか、定かではないが一定間隔で途切れてしまう。
(というかこのFLACファイルはMacのVOX MusicPlayerで聴くときも途切れ途切れになるが、ファイルがおかしいからなのだろうか?)

音質はともあれ、352.8kHz/24bitものデータを一応は処理できるほどのポテンシャル?は持っているわけである(とはいえただのPCMだが...)。
ちなみにZENは、SigmatelのSTMP3700という300MHzで動作するARM SoCが積まれているらしい。デバッグ画面にCPU freq : 454MHzと書かれているが...
このSoCのDACの情報が探しても出てこないのでどこまでのサンプリング周波数に対応しているのかはわからないが恐らくハイレゾ音源を再生したとしてもダウンサンプリングされているだろう。Rockboxの出力設定には44.1kHzと48kHzしか無いし。

それだけ。


最後に、

本当にすばらしいソフトウェアをありがとう。

0 コメント:

コメントを投稿