2020年1月3日

Unihertz TitanをGet

いろいろやった記事。


用途もないのに懲りずに買ってしまったが本当に用途がなく困っている。
暇だしいろいろやったので。

・付属充電器
本機には充電器が付属されている。が、この充電器にいくつか不明点があり検証した。

①仕様
フォントが中華フォントなのは置いといて、仕様を見ると
型番 : HJ-FC010K7-JP
出力 : 5V-2A, 7V-2A, 9V-2A, 12V-1.5A
とある。
型番で検索するとUMIDIGI製端末に付属するアダプタと同じものの写真が引っかかる
(記載内容はなぜか違う)
出力端子にはUSB-A端子1個があり、USB PDには対応していないようだ。
QC3.0あるいは2.0に対応しており、QC3.0では電圧可変(0.2V刻み)で出力できる。
12Vまでの出力をCT-2にて確認した。

仕様では5Vが最低電圧であるかのような記載であるが、実際には3.6Vまで降圧できてしまう。
ただし、最高電圧は記載通り12Vであり、それ以上の出力はできないようだ。
QC3.0は仕様として3.6Vから20Vまで0.2V刻みで変圧できる。

②PSEマークの事業者名がXXX
見ての通りであるが"XXX株式会社"となっているのが面白いところであり、この商号の会社は実在する。Webページを見たが、おそらく関係の無い会社である。

③負荷実験
Omnicharge UltimateのDC-IN端子に繋いで充電してみた結果がこちら。

本体の刻印通りであれば12V時は1.5Aの30Wまで出力ができるはずだが、20Wを超えた辺りで出力を停止してしまうようだ。
探した限りQualcommはQCの仕様をどうも公開していない?ようで、仕様上どの電圧範囲を何Aまで出力できるかが明記されていないため、これが間違っているか合っているのかが不明だ。
だが、このような出自不明なACアダプタを100V電源に繋ぐこと自体リスクであり、自前のものを使うのが一番である。

・Titanが対応する充電規格
Titan本体はUSB-PD/QCに対応していない。
おそらくUSB-BCのみの対応となる。
↑と書いたがどうもQCかPumpExpressには対応していそう。


①USB-PDの検証
TitanをAnker Powerport Atom PD2に接続し、CT-2でパケットキャプチャを試みた。
ACアダプタが送信するSource Capabilityに対して応答せず、USB-BC(DCP)に落ちる。
これは前作Atomと全く同じ挙動である。
Titanを接続したとき。Source Capabilityに対して応答がなく、5Vでの供給のみとなっている。

Galaxy Note9を接続したとき。USB-PDでのネゴが正常に行われ9Vでの電源供給となる
②QCについて
これはそもそもTitanが採用しているSoCがMediatek製のため、Qualcomm製SoCのみに使用できるQuickChargeに対応している可能性は低い
試しに付属のACアダプタとTitanを接続したが、5V以上での供給が行われる様子はなかった。
バッテリー残量が少ない状態だと9Vでの給電が始まった。

ちなみにこのACアダプタとバッテリー残量36%のGalaxy Tab S6を接続した場合、9.3V程度まで昇圧し、15Wでの充電が始まった。

③Pump Expressについて
MediatekはPump Expressと呼ばれる急速充電規格をサポートしている。
対応の充電器を持ち合わせていないためTitanがこの規格に対応しているかどうか検証できない。
もしかするとこの付属ACアダプタがPump Express対応だったりする?


・分解
スペックとかは解説サイトがありそうなのでパスして雑に分解。
(分解の結果、メイン/サブ基板を繋ぐフラットケーブルを破壊したらしく背面スピーカーが鳴らなくなってしまった...)単純に接触が悪かっただけで端子を清掃したら直った。

Atom同様、防水端末でありながらT5,6のトルクスドライバとプラスドライバで容易に分解できる。

NFCアンテナおよび無線充電コイルは裏蓋に貼り付けされている。


背面パネルを外した直後。
上部にメイン基板、下部にサブ基板が確認できる。

バッテリーは通常のスマホの2倍程度の6Ahある。


基板を覆うパネル フラッシュLED基板とアンテナがあるのみ

メイン基板はAtomのように爪ではまっているだけの金属製シールドもあるが、大半が銅テープによってシールドされており、剥がすと確実に跡が残るようになっている。

また各ICは放熱性能を高めるためか、熱伝導シートのようなものが貼りつけられている。
背面
表面

シールドと熱伝導シートを外した写真

背面IC一覧
表面IC一覧

こうして見ると、特に背面の実装ICが前作Atomと殆ど同じであることがわかる。
メインSoCは型番MT6771V/C Helio P60である。

Type-Cコネクタ部拡大

背面カメラ

前面カメラ
外装からするにAtomと同じカメラモジュールを使用している可能性が高い。

サブ基板背面
サブ基板表面

以上。
ポケGo用にでも、と思ったが画面アス比の面で難ありなのでどうにも使い道がない。

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