2018年7月8日

GPD Win2 分解編

結論:スピーカ逆接は直せない


分解編。
分解手順はiFixitにあるので参照のこと。
なおこの個体はIGGで直接出資して入手したもの。
オーダーNo.は1000番台で、おそらく2次出荷分のもの。
裏蓋をバラすところまでは以前やったが、めんどくさそうでやってなかったので続き。

M.2 SSDは変換基板を通してマザーボードに接続されている。
SATA変換基板 表
SATA変換基板 裏

無線LANボード(Intel Dual Band Wireless-AC 7265)はBGAで取り外し不可。
スペース無いので当たり前ですね。

排熱ファンはSUNON製



バッテリーは本来両面テープで固定されている...ハズが自分のものでは両面テープはあるものの、まったく貼りついていない状態だった。
バッテリー端子はネジで固定されていた。

このまま排熱ファンとヒートシンクを取り外す。CPUが見えるようになる。

マザボ全体図

CPUはCore m3-7Y30コアが2つ見えるが、小さいほうはGPUコアだろうか。
グリスは拭き取り済み
RAMはSamsung Electronics Corporation(SEC)のK4E6E30 4EBEGCF, 2GB LPDDR3 RAMが4枚で8GB構成となっている。


CPU右隣、右端RAMの上にあるMPS1746 MP2939 GA4E694,8と刻印のあるICは正体不明。


左端にあるITE(中国 ITE Tech製)とデカい刻印のあるIC(IT8110E)はデータシート(PDF)を見るとUARTとかLPCとかGPIOだとかの入出力機能があるので、低速通信インターフェイス用コントローラっぽい。

ITEのチップ左下のICは中国? Lontium SemiconductorのLT7911C
DisplayPort用のICのようだ。


マザボ裏側
部品点数は少ない。
いくつかのIC、スイッチの接点と中央下にセカンド基板との接続用コネクタがある程度。

中国 EtronTechのEJ898A
DP Altコントローラのようだ。LT7911Cと繋がっているのだろうか?


Type-C端子直下にあるPericom SemiconductorのP13USB 30532ZLE
検索するとAudio Video Control ICと出てくるが...一緒にやたらとNintendoSwitchの名前も出てくる。同じ部品が使われているのだろうか。

GigaDeviceの25Q64CWIG。多分UEFIファームウェア用NANDフラッシュメモリーだろう。


セカンド基板のコネクタと未実装のコネクタ。
6ピンあるが...何だろうか
ラベルには日付らしきものがあった。
2018年3月28日製造? 画像左側のロゴマークが何なのか気になる。

CPU背面のチップコンデンサー群拡大。
わりとガタガタな気もするが、こんなものなのだろうか。


次、セカンド基板
まずは裏側
こちらも実装部品は少なく、左右アナログパッドの端子、メインボードとの接続端子、キーボード端子程度だろうか。

次に表側
ICが3つある。

HC3E042 CMW565Z03 1801#と刻印があるIC
調べましたがよくわかりませんでした。

みんな大好きRealtek ALC282
いうまでもなくサウンドプロセッサ

これも正体不明。
SH61F83Q 1744-Y-HA60G? NGT4S

コントローラの切り替えスイッチ
筐体に基板を戻すときに位置を合わせておかないと後で泣く羽目になる。

位置的にマイクと思われる。

右スピーカー/バイブの端子

左スピーカー/バイブの端子

ここら辺まで分解してやっとスピーカーユニットにたどり着けるのだが、配線の修正は困難で諦めた。

右スピーカー配線
表面に見えているフラットケーブルはバイブ用。


左スピーカー配線
表面に見えているフラットケーブルはバイブ用


左スピーカーユニット


右スピーカーユニット


写真の通り、共鳴室を設けているっぽい一体構造のため隙間を密閉するように接着剤固定されている部品になっている。
またフラットケーブルも端子部がすぐに樹脂のケースに隠れてしまっていて余裕は全くない。
なので破壊せずに分解して繋ぎ直し、ということはできない。
どうしてもやる、とすればセカンド基板のスピーカー出力端子をねじ曲げるかして物理的に配置変更してやる必要がある。

ちなみに、分解した状態で無理やり起動させてどちらの端子が正負なのかを確かめた図が以下の通り。
Win2は基板2枚とキーボード(電源ONするのに必要なだけ)さえ繋いでおけばType-C給電のみで起動可。
HDMIディスプレイとUSB端子にキーボードとマウスを繋いでおけば通常通り使用可能となる。

検証方法:Audacityで低周波の矩形波(0.5Hz)を作成し、スピーカから疑似的に直流を出力。
波形をテスタで直接(電圧計の振れ方で)測定。
左右対称なので、まぁ正しいのでは?といった感じ。

で、スピーカの極性もついでに調べた。
画像は左右反転してます

検証方法:直流電源(単3乾電池)を直接スピーカに繋いで振動板の動く方向を確認
スピーカを破壊する危険性もあるが今更どうでもいいので。
このスピーカは大きな金属板?が振動板となっているようで、異物混入防止用のシールを剥がすと動きが非常に確認しやすい。
これで左スピーカが逆に接続されている事が確実になった。
ので、前回の解説記事そのまま(Lチャネル反転)で正常な極性となる。

改造はあきらめて、続き。

今度はスイッチ部分。
引っ掛かりがある個体もあるようだが自分の個体は全く気にならない。

ABXYスイッチ裏側

スイッチのバリもそこまでは無い。

お次は、キーボード
スイッチが実装されているフレキシブル基板を外すと裏側のアルミ製らしき支えも一緒に外れる






コントローラ
アナログスティック


LR1/LR2に使われているスイッチ
オムロン製らしい


LR3に使われているスイッチ、金属板が押されてへこむやつ。








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