分解編
分解手順やらの詳細はそこら辺のYoutubeを見てね。
マザーボード
メイン基盤はWin2の2枚から減って1枚基盤になった。
Win2は筐体サイズが小さすぎて実装部品が乗りきらなかったから2枚構成だったのかもしれない。
【裏面】
これはThunderbolt3コントローラーではない。
IcelakeよりThunderbolt3コントローラはCPU内蔵となっている。これが何をしているのかというと、今まではポート間近のコントローラまで配線を引けば良かったものが、CPU内蔵となったことでそこまで配線を引っ張ってこなければならず、信号損失が大きくなるのだそうだ。
そこで信号を整えるためにこのリタイマー(リピーター)が必要になるということらしい。
サイプレスセミコンダクタ製のUSB Type-Cコントローラ。1ポート用のコントローラを2つ実装して2ポートのType-Cポートをそれぞれコントロールしている。PD3.0に対応しており、WinMAXの場合20V, 5Aまで入力可能。PPSには対応していない。
・GL3232
Genesys Logic製SDコントローラ内部でUSB3.1に接続されている。NMカードも対応しているようだ。スロットの物理的互換がないため使えないが。
・HC3F042 CRW249Z02#
これ何なんでしょう?同じロゴのICがWin2にもあったのだが、よくわからない。
場所からしてXboxコントローラIC?のような気もするけど。
Win2のやつ |
【表面】
中国メーカ以外のLSIが多いように感じる。
【ボタン】
・LRボタン
Win2とクリック感はそれほど変わりないか?
・前面ボタン
フニャフニャだったWin2のボタンと違い、クリック感のあるボタンに変更された。
・スティック
左はNintendoSwitchのスティック。
モールドにALPSと印字されている。
サイズはSwitchのものと似ており、フラットケーブルの幅もほぼ同一で一応取り付けられる。
しかしピンアサインが違うので使い物にならない
このLR3ボタン基板は本体のフロントパネルに固定されている。
スティック自体はガイド用のステーを通されているが固定されておらず、スティックを押下したときにスティック自体が沈み込んでボタンが押される構造だ。
・タッチパッド
PixArt Imaging PCT1336QN
恐らく両面テープで固定されている。
画像中央下側にクリックボタンがある。
・バッテリー
型番 : 4545165-3S
Dongguan Ganfeng Electronics製Li-Poバッテリー
20'10/10追記 : 3セルバッテリーで合計5Ahの間違いでした。
5Ah*11.4V=57Whですね。
15Ahだとそこら辺のフルサイズノートどころかOmnicharge Ultimateよりデカいというのに気付かなかった。。。